httpsGoogleは、URLのSSL対応がされているWebサイトの検索優先順位を上げることを発表しています。 従来の「http://」で始まるURLのサイトよりも、「https://」で始まるサイトのランキングを上げるということです。 これには、結局SSL認証を受けるための費用を払った方が検索順位的に優位になるのではないかということで、ユーザー側では賛否両論分かれているところなのですが、なぜGoogleはSSL対応サイトを優遇する事にしたのでしょうか・・・?

考えられる一番の理由は、Googleが普段から提唱している、「WEBサイトのユーザビリティと、ユーザーエクスペリエンスの向上」にあると思われます。

WEBサイトにおけるユーザーエクスペリエンスの向上とは、そのサイトが的確で十分な情報を提供していることはもちろんですが、「このサイトは安心して利用できるサイトかどうか?」ということも同様に重要な要素と考えられます。 特に最近のGoogleは、「YMYL(Your Money Your Life) – 金銭や健康など、ユーザーの生活や利益に大きく影響する情報を提供しているWEBサイト」の分別に力を入れているようです。 これは、例えば健康や病気に関する情報を、医療エキスパートではない素人がアドバイスを提供しているサイトであったり、クレジットカードを使用するショッピングカートを持つショップサイトに、カスタマーサポートの情報や店舗の所在地などが全く記載されていないサイトなど、ユーザーを不安にさせる要素を持っているページの評価を下げる施策となっているようです。

これと同様に、http://で始まるURLよりも、https://で始まるURLのサイトのほうが、個人情報を入力したりする場合はもちろん閲覧する場合でもユーザーに一定の安心感を与えるということが、Googleの考える ユーザーエクスペリエンス なのでしょう。

独自ドメインでWEBサイトを運営している、特に法人で顧客からの信頼が必要なWEBサイトを運用している方は、是非今の段階からSSL対応を検討された方が、ユーザ^エクスペリエンスを向上すると共にGoogleでのサイト検索のランキングを上げるためにもよろしいのではないかと思います。

ただし、SSL対応を行うということは、従来の「http://」から始まるページURLを、「https://」から始まるものに変更することであり、場合によってはGoogleはそれぞれ別のサイトだと認識してしまうリスクも伴います。 サイトのSSL対策実施については、十分にその必要性と方法を検討した上で、GoogleのWebmasterガイドラインに従って対処することをおすすめしたいと思います。